山下さん第4審判でW杯デビュー 日本人女性初「責任強く感じる」
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【アルラヤン共同】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグF組のベルギー-カナダが23日にアルラヤンで行われ、山下良美さんが第4の審判員として男子のW杯デビューを果たした。W杯で女性が審判員に加わるのは今回が初で、計6人が選出されている。
「責任は強く感じる。(女性審判の)可能性が広がってくれたらいい」と臨み、引き締まった表情で大柄な選手らと入場した。試合中はボードを掲げて選手交代を告げ、主審の判定に不服を訴えるベルギーのロベルト・マルティネス監督に対応する場面もあった。
25日のB組のイングランド-米国でも第4の審判員を担当する予定。