サッカーＷ杯カタール大会１次リーグ第２戦のコスタリカ戦の敗戦から一夜明けた２８日、スペイン戦（２日、ドーハ）に向け日本代表がドーハ市内で練習を開始した。冨安健洋（２４）＝アーセナル＝は右太もも裏の違和感でこの日も別調整が続いたが全体練習とは離れ、ダッシュなど走りのメニューを精力的に繰り返した。

　冨安は２３日の初戦となったドイツ戦に後半から途中出場。「正直ドイツ戦に入ってすぐにも違和感がある中でやった」と話しており、２４日から別調整でコスタリカ戦は出場しなかった。２６日には「ケアしてそんなに悪くなかった。打撲のところだけなので全然問題ない」と明かしていた。

　酒井宏樹（浦和）も左太もも裏の違和感で引き続き別メニューとなった。遠藤航（シュツットガルト）もコスタリカ戦後に右膝の痛みを訴えたためこの日は宿舎で別調整となった。