【ドーハ共同】中東初のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の3位決定戦で、クロアチアに敗れたアラブ勢のモロッコについて、開催国カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは17日、歴史的な躍進を「勝利で終えることはできなかった」と伝えた。
決定戦があったドーハのハリファ国際競技場にはモロッコ人の他、カタールを含むアラブ人サポーターも多数詰めかけ、モロッコ国旗を振って最後の応援の声を上げた。
アラブ紙アッシャルク・アルアウサト(電子版)は「92年間のW杯の中で準決勝に進んだ最初のアラブ、アフリカのチーム」と報じた。