堂安律のインタビュー 井上貴博アナが感嘆「編集の仕方もありますが一度も言ってないですね」
サッカーW杯カタール大会で活躍した日本代表・堂安律(フライブルク)が20日に放送されたTBS系の「Nスタ」に出演し、キャスターのホラン千秋と対談した。
W杯ではドイツ戦、スペイン戦でゴールをあげ、劇的勝利に大きく貢献した堂安。強気な発言で知られるが、自身のイメージには違和感を覚えている様子で「サポーターが見る堂安律と、僕の思う堂安律とはギャップがある。ビッグマウスで言ってないのに、皆さんからしたらビッグマウスということが正直ある。素直なことを言っているだけなんですが、強いことを言うということになっている」と語った。
ホランが「ビッグマウスというより言葉に迷いがないからじゃないですかね」と口にすると、「迷いはないですね。自分の決めたことに意見は強く持っている」とうなずいた。
インタビューでは悔しさとともに、4年後への使命感に燃えている様子もにじませた堂安。ホランは「目にも言葉にも全く迷いがなくて、4年後ワールドカップ、新しい景色を見せてくれるんじゃないかなという気持ちにさせてもらいました」と感想を述べた。
その様子をVTRで確認したTBSの井上貴博アナウンサーは堂安の受け答えに感心。「編集の仕方もありますが、『えー』、『あー』、と一度も言ってないですね」と、質問に対しての第一声で迷わず自身の言葉を発する姿に驚きの表情を浮かべた。
堂安はインタビューの中で、4度目の挑戦でも敗れなかったベスト8の壁について「答えは見つかってないので、その答えを見つけるためのこの4年間、次のワールドカップの期間だと思っているので、先輩方のアドバイスは聞いたので、次のワールドカップで伝えていけたらなと思います」と決意も述べた。