米インテルCEOにタン氏 元取締役、事業再建目指す
【ニューヨーク共同】米半導体大手インテルは12日、次期最高経営責任者(CEO)に、元取締役でソフトバンクグループ(SBG)社外取締役の経験もあるリップブー・タン氏が就くと発表した。18日付。人工知能(AI)ブームに乗り遅れて不振が続いている事業の再建を目指す。
タン氏は2021年まで米半導体設計支援大手のケイデンス・デザイン・システムズのCEOを務めたほか、20~22年にはSBGの社外取締役を担った。24年8月まで約2年間、インテルの取締役も務めた。
インテルは24年12月、業績低迷を背景にパット・ゲルシンガー氏のCEO退任を発表した。