ジャーナリスト・安田純平さんの拘束は”自己責任”!?彼は英雄なのか、それとも…
約3年4カ月ぶりに武装勢力から解放されたジャーナリスト安田純平さん。無事であったことを喜ぶ一方、過去に何度も拘束された過去があり“自己責任論”が続いています。彼は勇敢な英雄なのか、それとも…。
公開日:2018.10.29
ジャーナリスト・安田純平さん、3年4カ月ぶり解放
内戦下のシリアで2015年6月に拘束され、約3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト安田純平さん(44)が25日午後6時20分ごろ、一時滞在先のトルコから空路で帰国した。
安田純平さん、拘束中は虐待状況 3年4カ月ぶり解放
トルコ国内線でロイター通信などの取材に応じた際には「日本政府が動いて解放されたかのように思う人がいるんじゃないか。望まない解放のされ方だった」と複雑な胸中を語った安田さん。
安田純平さん、拘束中は虐待状況 3年4カ月ぶり解放
日本に向かう機内では共同通信の取材に「暴力や嫌がらせを受け、拘束中は虐待としか言いようがない状況だった」と過酷な日々を振り返った。
安田純平さん、拘束中は虐待状況 3年4カ月ぶり解放
安田さんは過去にも複数回、武装勢力に拘束された過去があります。2004年に解放された際にも、日本政府を非難するコメントを出しています。
”自己責任論”噴出もダルビッシュ「勉強してみて」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が26日、ツイッターを更新し、シリアで拘束されたものの同日、無事に帰国したジャーナリストの安田純平さんについて“自己責任論”が噴出していることに「自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことを勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよく分かります」と訴え、紛争地域の状況を伝えることの重要さを訴えた。
ダル、安田さんの“自己責任論”に持論「誰も来ないとどうなるか…」
「一人の命が助かったのだから、自分は本当に良かったなぁと思います」
ダル、安田さんの“自己責任論”に持論「誰も来ないとどうなるか…」