ありがとう掛布2軍監督ー誕生からの軌跡・上
掛布2軍監督が、28日のウエスタン広島戦(甲子園)で、惜しまれながら阪神のユニホームを脱いだ。背番号「31」復活から約2年。ミスタータイガースが指導者として印した足跡をまとめた。
公開日:2017.9.28
「阪神秋季練習」(30日、甲子園) 阪神の金本知憲監督と掛布雅之2軍監督が就任後、初めて背番号6、背番号31のユニホームを身にまとい、聖地のグラウンドに現れた。掛布2軍監督は「注目されるのは、ちょっと照れくさいねぇ。心地よい緊張感を持ってやっています」と笑顔を振りまいていた。
金本監督&掛布監督、ユニホームで登場
【15年12月19日】春季Cは入れ替え積極的に
阪神・掛布雅之2軍監督(60)が19日、来春の2軍キャンプで金本知憲監督(47)と密に連絡を取り合い、1、2軍の入れ替えを積極的に行う考えを明かした。縦じまを着る全員がチームの戦力。安芸でも“1軍キャンプ”という意識で臨み、選手の競争心に火を付ける。「安芸に来た選手が2軍と思ってほしくない。チームというのは、育成選手を含めた全員が戦力なんだから。金本監督とも随時連絡を取っていくよ。(1軍昇格の)準備は常にしておかないとね」
掛布2軍監督 春季C入れ替え積極的に
【16年1月7日】安芸Cで総鉄人化計画
阪神・掛布雅之2軍監督(60)が7日、今春の安芸2軍キャンプで「総鉄人化計画」を実践する考えを明かした。金本知憲監督(47)が推し進めるウエートトレーニングを、ファームでも全体練習として取り入れていく。「1軍のトレーナーと連係して、安芸でもメニューとしてやっていくと思います」
掛布2軍監督“総鉄人化計画”で鍛える
【16年2月1日】安芸Cスタート!高山に初打撃指導
阪神の2軍キャンプが1日、高知県安芸市でスタート。掛布雅之2軍監督(60)がドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=に対して早速、打撃指導を行った。ミスタータイガースが評価したのは指導の要点をつかんで実行に移せる吸収力と対応力。さらに志願してのシート打撃観察や、ロングティーを実践するなどの性格、そしてスイングについては「稲葉より柔らかい」と太鼓判を押した。
掛布監督 ドラ1高山に早速、打撃指導