ありがとう掛布2軍監督ー誕生からの軌跡・上
掛布2軍監督が、28日のウエスタン広島戦(甲子園)で、惜しまれながら阪神のユニホームを脱いだ。背番号「31」復活から約2年。ミスタータイガースが指導者として印した足跡をまとめた。
公開日:2017.9.28
「フェニックス・リーグ、DeNA2-3阪神」(24日、生目の杜運動公園第2野球場) みやざきフェニックス・リーグの全日程を終えた阪神・掛布2軍雅之監督(61)が、江越、横田に“大号令”を出した。25日からは、金本監督の下でプレーする2人。これまで取り組んできた打撃を見せ、生まれ変わった姿をアピールするよう求めた。
江越!横田!アピールしてこい フェニックスL終了で掛布2軍監督“大号令”
「練習では以前とは全く違って、いい形になっている。明日から甲子園で金本監督も見ると思うけど、『変わったな』という見方をすると思うよ。来年に向けて、あとはキャンプでアピールしていくしかない」江越は「1軍で活躍するためにやっていく」と話し、横田は「アピールしていく」と意気込んだ。覚悟を決めて、背番号31の元を離れた。
江越!横田!アピールしてこい フェニックスL終了で掛布2軍監督“大号令”
【16年11月8日】坂井オーナーと会談、江越、横田の覚醒に期待
阪神・坂井信也オーナー(68)が8日、鳴尾浜を訪れ、掛布雅之2軍監督(61)らと約1時間30分にわたって会談。今季の2軍報告を受けた中で、江越と横田の名前を挙げて覚醒に期待を寄せた。鳴尾浜に緊張が走る。電撃的な訪問は、わずかな時間で終わらなかった。坂井オーナーが虎風荘に足を踏み入れたのが、午前11時30分ごろ。そこから掛布2軍監督らを交えた濃密な会談は、1時間30分にも及んだ。来季のチーム作りにかける思いが、それだけの時を刻む結果となった。
横田、江越、覚醒しろ!坂井オーナが掛布2軍監督に“お願い”
【16年12月13日】「西岡なんとか復活させたい」
阪神・掛布雅之2軍監督(61)が13日、大阪市内の劇場で「山田雅人かたりの世界」にゲスト出演した。トークショーでは、左アキレス腱完全断裂からの再起を図る西岡との秘話を激白。二人三脚で復活を目指していくことを約束した。「おそらく2軍のキャンプスタートになると思うんですけど、なんとか復活させたいと思っています」。
掛布2軍監督 大けが西岡の背中押した 「復活しなきゃダメだ!」