ありがとう掛布2軍監督ー誕生からの軌跡・下
掛布2軍監督が、28日のウエスタン広島戦(甲子園)で、惜しまれながら阪神のユニホームを脱いだ。背番号「31」復活から約2年。ミスタータイガースが指導者として印した足跡をまとめた。
公開日:2017.9.28
チャンスをつかめ!阪神・北條史也内野手(22)が20日、掛布雅之2軍監督(62)から“レギュラー奪取指令”を受けた。「右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷」で出場選手登録を抹消された糸原健斗内野手(24)に代わり、21日にも1軍再昇格を果たす背番号2。修正した打撃で猛アピールを続け、大和、西岡らと争う遊撃のポジションを自らの手でつかみ取る。6月30日の2軍降格以降、北條は掛布2軍監督と二人三脚で打撃修正に取り組んできた。背番号31は「腕の使い方だよね。柔らかく使うこと。いい時間になったと思うよ」と送り出した。
北條よ、遊撃レギュラーを奪え 21日にも再昇格…掛布2軍監督「大きなチャンス」
【17年8月16日】糸井は「全然問題ない」
「ウエスタン、阪神1-2オリックス」(16日、鳴尾浜球場) 右脇腹の筋挫傷で2軍調整中の阪神・糸井嘉男外野手(36)が16日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「2番・右翼」で先発出場。0-0の三回1死満塁の場面で、先制の右犠飛を放った。実戦復帰後の2試合を見守った掛布2軍監督は「全然問題ないですね」とゴーサインを出した。
糸井1軍GOサイン 掛布2軍監督「全然問題ない」
【17年8月25日】高山、掛布指導に応えた3安打
「ウエスタン、オリックス4-9阪神」(25日、舞洲サブ球場) これが真骨頂だ。不振で2軍調整中の阪神・高山が、3号2ランを含む3安打4打点。これで降格後の6試合で23打数11安打の打率・478、3本塁打。固め打ちで復活の気配を漂わせた。24日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)では無安打に終わったが、掛布2軍監督の指摘を受けてフォームを修正していた。「昨日はちょっと(右肩と右膝が)開き気味だったんで、詰まることを怖がるなと」と指揮官。
高山3号2ラン 掛布2軍監督指導に一発回答!真骨頂固め打ち3安打