1. ホーム
  2. うま屋

【地方競馬】アンデスビエント 田口貫太がそろって重賞初制覇

続きを見る

 「関東オークス・Jpn2」(12日、川崎)

 鞍上が母のバースデーに最高のプレゼントだ-。1番人気に推されたJRAのアンデスビエントが7馬身差の圧逃劇。人馬そろっての重賞初制覇を決めた。2着には6番人気の船橋ミスカッレーラが入り、3着には高知の8番人気グラインドアウトが奮闘した。なおミスカッレーラは「第28回スパーキングレディーカップ・Jpn3」(7月3日・川崎)への優先出走権を獲得した。

 この日も好スタートから問答無用のハナを主張したアンデスビエント。終始余裕を持った逃げっぷりで、一度も並ばれることのないひとり旅。終わって見れば7馬身差の圧勝。2連勝で3歳ダート女王の座を射止めた。

 2年目の田口にとっても、これがJRAを含めて初の重賞タイトル。しかもこの日は、母・広美さんの50回目のバースデー。その母は元・笠松競馬のジョッキーとして活躍。父・輝彦さんも騎手から今は同競馬場の調教師というサラブレッドの中で育った。「重賞で1番人気の馬を任せてくださったオーナー、西園先生、厩務員さん、生産者。関係者の皆さんに感謝です」と、あどけなさの残る丸顔をクシャクシャにして、スタンドからの大歓声に応えた。

 ルーキーイヤーの昨年は35勝でJRA賞最多勝利新人騎手に輝いた貫太は、2年目の今年は先週時点でJRA24勝。成長著しい20歳は「道中はフワフワとモノ見をしてたぐらい。向正面で他馬に合わせたらハミを取って反応してくれたので、終始集中して走れました」と喜びを全開させた。

 西園正師も思い入れのある馬での勝利。母アンデスクイーンは20年エンプレス杯など交流重賞3勝。母も走った舞台での娘の強い勝ちっぷりに、「(ジョッキーには)重賞だと思わず普段通り、気楽に乗ってこいと言いました。その通り。4角を回った時に勝てたと思いました。母も8勝したし、母を継げるような活躍をしてほしい」と、自身にとっても2年ぶりの重賞Vに感慨深げだ。

 今後については状態を見ながらとしたが、「母のように交流重賞が中心になるでしょう。まだまだ強くなると思います」。最後には満面の笑みがこぼれていた。

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

ニュース

 皐月賞以来のVを狙うソールオリエンス

NEW 2024.11.23

【ジャパンC】ソールオリエンス〝一瞬の切れ味〟で皐月賞以来のVへ 手塚師「人気ほどの能力差はない」

 「ジャパンC・G1」(24日、東京) コース一面にモヤがかかった22日早朝。ソールオリエンスはダー…

一覧を見る

馬体診断 - ジャパンC

ドウデュース

ジャパンC

チェルヴィニア

ジャパンC

スターズオンアース

ジャパンC

ジャスティンパレス

ジャパンC

シンエンペラー

ジャパンC

ドゥレッツァ

ジャパンC

ブローザホーン

ジャパンC

ソールオリエンス

ジャパンC

ダノンベルーガ

ジャパンC

シュトルーヴェ

ジャパンC

カラテ

ジャパンC

ドウデュース

チェルヴィニア

スターズオンアース

ジャスティンパレス

シンエンペラー

ドゥレッツァ

ブローザホーン

ソールオリエンス

ダノンベルーガ

シュトルーヴェ

カラテ

有力馬次走報

一覧を見る

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

11月16日 福島11R

3連単
161,840円的中!

松浦孝司

松浦孝司

11月17日 東京11R

3連単
71,400円的中!

村上英明

村上英明

主要ニュース

  1. 大谷 史上初DH&3度目満票MVP
    大谷 史上初DH&3度目満票MVP
     米大リーグで史上初めて「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平選手(30)が21日、ナ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。エンゼルス時代のア・リーグで獲得した2021、23年に続き満票での受賞。3度目の選出は歴代2位に並び、両リーグでの受賞は1966年以来58年ぶり2人目となった。MVP発表番組にリモート出演した大谷は真美子夫人(27)、愛犬デコピンととも喜びに浸り、来季の二刀流復活へ決意を示した。
  2. 両監督は何を抗議?珍事に球場騒然
    両監督は何を抗議?珍事に球場騒然
     「ラグザス presents WBSCプレミア12・2次リーグ、日本代表9-6ベネズエラ代表」(22日、東京ドーム)
  3. 大谷翔平 デコピンとの秘蔵ショット
    大谷翔平 デコピンとの秘蔵ショット
     ドジャースは22日(日本時間23日)、前日に3度目のMVPを獲得した大谷翔平選手の秘蔵ショットを公開。デコピン愛溢れる瞬間がファンの大きな反響を呼んだ。
  4. デコピン 大谷への対応が「可愛すぎ」た
    デコピン 大谷への対応が「可愛すぎ」た
     全米野球記者協会(BBWAA)は21日(日本時間22日)、記者投票で決めるMVPを発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手が2年連続3度目、ア・リーグはアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞を果たした。ともに満票での選出だった。大谷は真美子夫人、愛犬のデコピンとともに受賞の喜びを語った。
  5. 井端監督 牧満塁弾時の珍しいシーン
    井端監督 牧満塁弾時の珍しいシーン
     「ラグザス presents WBSCプレミア12・2次リーグ、日本代表9-6ベネズエラ代表」(22日、東京ドーム)