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【POG】阪神JF注目馬の1週前情報をお届け!(栗東発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
23日の京都2歳Sは1番人気のエリキング(牡、中内田)がV。無傷3連勝で重賞初制覇を決めた。残り1Fからの加速が素晴らしく、素質の高さを感じる強いレースぶりだった。次走はまだ発表をされていないが、来春のクラシック路線では主役を張る存在。今後の成長が非常に楽しみだ。
今回は阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)を予定する有力馬3頭の1週前の様子をお伝えしたい。
まずはファンタジーSを勝ったダンツエラン(牝、本田)から。1週前の27日は栗東CWで僚馬メイショウオーロラ(4歳3勝クラス)と併せて、約3馬身先着。6F84秒7ー37秒5ー11秒2をマークした。師は「しっかりとできている感じ。とてもいい動きだった」と納得の表情。「前々走は逃げる形で3着といいスピードを見せてくれたが、指示に従順で、行かせれば行くし、控えようとすればスムーズに控える形を取れる馬。前走は道悪と厳しい条件だったが、イメージ通りの立ち回りでいい勝ち方をしてくれた」と重賞初制覇の前走を評価した。今回への意気込みを聞くと「距離は千四でも千六でも大丈夫。前走の内容が良く、中間もいい状態をキープできているので。G1でも楽しみ」と期待を寄せた。
カワキタマナレア(牝、杉山佳)は同レース5着。師は「一戦ごとに馬体重が増えている点は成長分だと思います。調教でしっかりと攻められますし、攻めてもテンションが上がっていません。とてもいい状態だと思います」と感触は上々。「上がり3Fはデビューから3戦続けてメンバー最速。前走は不良馬場で大外枠でしたが、鮫島駿Jが(マイル戦の)今回につながるような立ち回りをしてくれました。G1でもチャンスはあると思います」と巻き返しを期待した。
賞金400万の抽選対象の組ではテレサ(牝、吉岡)に注目。田嶋助手は「初戦はセンスの良さを見せて、いい内容でした。勝ちっぷりにまだ余力がありましたし、もっと上を目指せる器だと思っています。押し出される形で逃げたもので、ハナにはこだわっていません。前走後は放牧を挟んで、ここを目標に順調に調整ができています。相手は一気に強くなりますが、楽しみです」と新馬-G1の連勝を狙っている。(馬サブロー栗東支局・塩手)
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