花咲徳栄・井上 昨年の悔しさ晴らす!まずは明石商・中森攻略へビデオチェック
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、フェスティバルホール)
花咲徳栄(埼玉)・井上は同世代と最高の舞台での対決に気持ちを高ぶらせた。初戦は同じ2年生の中森と来田が投打の軸を担う、今春センバツ4強の明石商。「やっぱり負けたくない」と力を込めた。
そろって1年生から活躍してきた。中森に対しては「すごいいいピッチャー」と実力を素直に認める。来田とは同世代のLINEグループで連絡を取り合う仲で、「バッティングの話をします」と明かす。
甲子園での実績は2人に先を越されたが、このまま黙っているつもりはない。「打線の中心なので、しっかりと引っ張っていきたい」と高校通算31本塁打を誇る4番としてのプライドをのぞかせた。“中森撃ち”へ、ビデオをチェックしながら状態を上げていく。
昨夏の甲子園では、横浜との2回戦で最後の打者となった。九回に2点差まで迫り、なおも2死満塁の場面で空振り三振。あれから1年。強力打線の主砲となって戻って来た聖地で、1年前の悔しさを晴らす。
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