CS“泥試合”で注目…阪神園芸のスゴ技を振り返る

15日のセCS阪神-DeNA戦は、壮絶な死闘とともに懸命なグラウンド整備を行った阪神園芸に注目が集まりました。降りしきる雨と“ぬかるみの世界”の中、試合を成立させた職人たちのスゴ技を振り返ります。

公開日:2017.10.17

阪神園芸の関係者は「ライブの跡は痛むけど、ここまで悪いのは初めてです。雨が降り続いたことで想定していたより、ひどい状態になった」と驚いた。内野の黒土も「ボコボコで、工事現場の跡のようだった」という。

https://www.daily.co.jp/tigers/2016/09/26/0009526996.shtml

阪神園芸の懸命な修復作業によって、黒土はきれいに整備され、外野芝生も肥料や着色の粉を撒くなどの措置をとった。

甲子園球場の芝生がボロボロ ゲリラ豪雨下のコンサートでダメージ
楽天新コボスタ 天然芝の張り付け

楽天の本拠地であるコボスタ宮城(仙台市)で9日、天然芝の張り付けが始まった。約1週間で内外野全体に敷き詰める予定。また、土部分は「阪神園芸」のスタッフを常駐させ、管理のノウハウを学ぶことを明らかにした。

楽天新コボスタ 天然芝の張り付け

 土部分の管理は、甲子園が誇る阪神園芸と長期的に契約する。川田スタジアム部長は「プロ野球のグラウンドに関し非常に高い技術と知識を持っている。阪神園芸さんしかいません」と話し、土の配合や、雨天時の対応など“匠の技”の伝授を請う。

楽天新コボスタ 天然芝の張り付け

引退試合でもおなじみに

安藤「大した選手でもないのに…幸せ者です」新井とともに惜別胴上げ

 阪神が今季両リーグを通じての公式戦最終戦に勝利。CS第1ステージのDeNA戦(14日開幕、甲子園)に弾みをつけた。試合後には安藤優也投手(39)の引退セレモニーが行われた。

安藤「大した選手でもないのに…幸せ者です」新井とともに惜別胴上げ

マイクの前に立った安藤は、監督、選手、スタッフへの感謝の言葉とともに、「阪神園芸の皆さま、ありがとうございます」と甲子園のグラウンドを支えた裏方さんにも謝意を伝えた。

安藤「大した選手でもないのに…幸せ者です」新井とともに惜別胴上げ

悪コンディションでの試合は批判もあるでしょうが、職人さんたちには「スゴい!」との言葉を送りたいです

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