新大関・高安が挑む名古屋場所!主な新大関の初陣場所を振り返る
7月9日から始まる大相撲名古屋場所。稀勢の里の復活とともに注目されるのが、新大関の高安。2000年以降の、主な力士の新大関場所を振り返ってみた。
公開日:2017.7.9
【2012年1月19日デイリースポーツ紙面より】新大関として初めて臨んだ横綱戦は白鵬に完敗を喫した。(中略)優勝争いの中で1敗で並ぶ白鵬との対決。やはり平常心ではいられず、焦りが出たようだ。6年ぶり日本人力士の優勝の期待がかかる大関。12日の把瑠都戦が正念場になる。
所要42場所での大関昇進は史上5位のスロー記録。終盤まで把瑠都、白鵬らと優勝を争いましたが。6年ぶりの日本人力士Vはなりませんでした。初優勝を果たすのは5年後のことになります。
“怪力大関”魁皇 11勝4敗
【2002年9月10日デイリースポーツ紙面より】魁皇が大関返り咲きを狙う武双山を左手一本で押し出して1敗を堅持した。豪快すぎる勝ちっぷりに、場内からは感嘆のため息が漏れた。ライバルの武双山を力で圧倒して支度部屋に戻ってきた魁皇は「落ち着いていたね」と冷静に一言。新大関とは思えない貫禄が漂っていた。(中略)堂々の取り口に、時津風理事長(元大関豊山)は「きょうの魁皇には、仁王様のような雰囲気があった」と絶賛した。1敗をキープして、いよいよ期待されるのは69年名古屋場所の清国以来、31年ぶりの新大関Vだ。