赤井英和もショック…名門復活に水を差した近大ボクシング部監督の不祥事
近畿大学ボクシング部の監督による、女子部員に対するセクハラ行為が発覚しました。09年の廃部から復部し、名門復活へと努力してきた元総監督・赤井英和らの思いを踏みにじるような不祥事でした。
公開日:2017.7.16
【2010年3月3日デイリースポーツ紙面より】
近大ボクシング部復活を目指す後輩たちに、OBのWBA世界Sウエルター級暫定王者・石田順裕(34)=金沢=が支援の手を差しのべた。元部員6人が2日、大阪市内の金沢ジムを訪問。王者とともに練習を行った。
6人のうち後輩5人と合計10ラウンドのスパーリングを行った石田は「めっちゃきつい」と苦笑いを浮かべながらも、「何とか復活してほしい。(後輩たちが)頑張っていることを知ってもらいたい」と話し、今後も全面的にサポートしていく考えだ。
昨年6月に部員が強盗容疑で逮捕されたことを受けてボクシング部は廃部となったが、残った部員11人は練習を継続。学内の施設は使用できないため、大阪市内のウイングジムで練習を行っている。また“みそぎ”の思いを込めて、大学構内や近隣の清掃活動を続けている。
活動再開、赤井英和が総監督に就任!
2009年に部員の不祥事で廃部になった近大ボクシング部が近く活動を再開することが25日、決まった。同日に関西アマチュアボクシング連盟が大阪市内で緊急理事会を開き、来年度の関西学生リーグへの参加を承認した。同部OBでタレントの赤井英和(53)が総監督に就任する。
赤井総監督で再開へ 近大ボクシング部
近大ボクシング部OBで、現在は同部の総監督を務めるタレントの赤井英和(53)が7日、大阪府東大阪市の同大学で初の本格指導を行った。
赤井、近大ボクシング部で初の本格指導
「殺すジャブせぇ!!」「もっと押せぇ!!」。部員が減って、広く感じられる練習場に“浪速のロッキー”こと赤井総監督の気迫のこもった声がこだました。これまでにも練習場を訪れたことはあるが、本格指導は初めて。約2時間の練習を終えて「強い気持ちを持った学生ばかりで安心した。何年もかかるけど、返してもらわないかんからね、王座を」と、名門の再建を誓った。
赤井、近大ボクシング部で初の本格指導
近畿大学ボクシング部OBで、現在は総監督を務めるタレントの赤井英和(53)が8日、大阪府東大阪市の近大キャンパスで、新1年生のクラブ勧誘に自ら出陣した。
近大・赤井総監督、自ら“新勧活動”
約1時間、通りかかる学生に声を掛け続けた。ただ、取材のテレビカメラが向けられていたこともあって、新入生は思うように集まらず。赤井は「今まではスポーツ推薦で来ていたので、他のクラブみたいに勧誘の大変さを知った」と話した。
近大・赤井総監督、自ら“新勧活動”