赤井英和もショック…名門復活に水を差した近大ボクシング部監督の不祥事
近畿大学ボクシング部の監督による、女子部員に対するセクハラ行為が発覚しました。09年の廃部から復部し、名門復活へと努力してきた元総監督・赤井英和らの思いを踏みにじるような不祥事でした。
公開日:2017.7.16
近大ボクシング部OBで、部の総監督を務めるタレントの赤井英和(53)が27日、元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(31)、元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(37)と同大ボクシング部(大阪府東大阪市)で指導を行った。
近大ボクシング部、赤井効果で部員増!
今年度は新2年生4人でスタート。そこに2年生4人、1年生6人が新たに加わった。1年生の大塚康記さんは「総監督が赤井さんだったり、世界チャンピオンが毎週指導してくださるのが入部の決め手」と明かした。全盛期と違い、スポーツ推薦で入学した部員はいないが、赤井総監督は「何より一番いいのはまじめなこと」と、教え子たちの心意気を買っていた。
近大ボクシング部、赤井効果で部員増!
現役引退の元世界王者・名城がコーチに就任
元WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(32)=六島=が3日、東大阪市の近大で会見し、現役引退と母校・近大ボクシング部のヘッドコーチに1日付で就任したと発表した。第2の人生は2020年東京五輪での金メダリスト育成が目標。同じく元プロボクサーでOBのタレント、赤井英和総監督(54)とともに名門復活を担う。
名城が近大コーチ就任 五輪選手育てる
「進退を悩んだ時、赤井総監督から『ボクシング部を指導してみないか?』と声をかけられ、素晴らしい仕事と思った」と、現役引退を決断した。
名城が近大コーチ就任 五輪選手育てる
「今後はアマ1本でボクシングに恩返ししたい。大学王座を取れるよう全員で戦う。五輪に出場する強い選手を育てたい」。名門再建、金メダリスト育成の使命を名城コーチが請け負った。
名城が近大コーチ就任 五輪選手育てる
元プロボクサーでOBのタレント、赤井英和総監督(54)は「名城のファイトを見て、気持ちの強い選手と思った。努力で王座を獲得した選手。世界の技術はもちろん、心の部分も学生たちに伝えて欲しい」と期待した。
赤井総監督、名城に「心の部分伝えて」