KOBerrieS♪キャプテン・森島みなみが卒業ライブ 今後はアナ目指す
神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が15日、神戸市内でキャプテン・森島みなみ(20)の卒業ライブを開催した。ファン200人を前に、代表曲「思い出エール」など21曲を熱唱。卒業記念のソロ曲「会いたくて」も披露した。同曲のCDはこの日の会場限定で100枚が発売されたが、開演前に完売した。
終演後は「想像以上に、愛を感じたライブでした。ファン、スタッフ、関係者の方々…」とニッコリ。卒業を迎えた心境を「全然、さびしさとかなくて。今日のライブで、すごいやり切ったと思えたからだと思います。中学や高校を卒業するのと同じで、次に向かってのスタートなんだと感じています」と前向きに話した。
森島は2017年6月に7期生としてオーディションに合格し、同9月のライブでデビューした。兵庫県内の大学に通いながら精力的に活動し、今年3月には6代目のキャプテンに就任。楽曲のセンターも務め、グループを引っ張って来た。
トークでは自身の活動を振り返り、「辞めようと思ったこともあったけど、こうして卒業を迎えられて良かった」と感無量の様子。それでも「泣かないと決めているので、絶対に泣きません」という言葉通り、最後まで笑顔を貫いた。
元々アイドルには強い興味はなく、「テレビで歌うのがアイドルだと思ってた」というが、1995年に阪神淡路大震災の被害を受けた神戸市のご当地アイドルとして活動する中、「ボランティアや被災地訪問があって、自分も社会に貢献することができました。アイドルの一番の武器は、発信力だと思う。KOBerrieS♪は、私の中のアイドル像を変えてくれました」と笑顔で話した。
今後はアナウンサーを目指して就職活動を続ける。「中学3年生の時、滝川クリステルさんの『お・も・て・な・し』の演説を見て、アナウンサーに憧れました」と説明。「日本だけではなく、世界に向けて物事を伝えられるようになりたい。そのための経験は、アイドル活動の中で積めたと思っています」と胸を張った。
キャプテンも務めていただけに、残るメンバー5人に向かって「私の卒業を、マイナスじゃなくてプラスにしてほしい。いろんな意味で伸び伸びとして、もっともっと大きなグループになってほしいです」とエール。「将来、私がアナウンサーとして、テレビで共演できたらいいですね」と夢も語っていた。
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