L・ジャクソン、共演者から起訴?

 ラトーヤ・ジャクソンが米人気リアリティー番組『アプレンティス/セレブたちのビジネスバトル』の共演者から訴えられることになりそうだ。昨年7月に心臓発作を起こして入院後、9月に54歳という若さで急死した故マイケル・クラーク・ダンカンと婚約していたオマローサ・マニゴールは今回、故マイケル・ジャクソンの姉であるラトーヤが同番組内で、オマローサのせいで生前『グリーン・マイル』などへの出演でお馴染みだったクラーク・ダンカンが心臓発作を起こしてしまい、しまいにはオマローサ自身がクラーク・ダンカンの延命装置の「プラグを抜いた」と番組内で発言したことに対して法的措置を取ると発表している。

 ラジオ番組中に、ラトーヤを提訴する計画があるのではないかという噂についてハワード・スターンから尋ねられたオマローサは「計画じゃないの。絶対に訴えてやるわ。ラトーヤはマイケル(・クラーク・ダンカン)のことで本当に酷い発言をしたのよ」「ラトーヤはマイケルが心臓発作を起こしたことに言及して、『あの女が起こしたのよ。彼は延命装置につながれていたのに、彼女が病院に入ってそのプラグを抜いたの』って言ったのよ」と答えている。

 ラトーヤの衝撃的なオマローサに対する酷評発言は昨年に収録され、今月初めになってアメリカ国内で放送されたばかりで、オマローサはラトーヤが自身に対して謝罪する時間はたっぷりあったはずだと感じているようだ。しかしオマローサによれば、ラトーヤはその後も様々なトーク番組で同様の卑劣な発言を繰り返しているという。「(私は)彼女に発言を撤回する時間を与えたのに、今や私達はお互いに弁護士を雇っている始末なの」「彼女が発言を繰り返すから訴訟沙汰になっちゃうのよ。こういうのを法律用語で未必の故意による無視って言うのよ。彼女はこの前の10月にこの発言をしたの。その後彼女はこういう全てのトーク番組でその発言を繰り返したんだから」

 そんなラトーヤとオマローサは以前から番組内で犬猿の仲として知られていて、ドナルド・トランプが司会を務める同リアリティー番組で以前にもラトーヤは番組から降板させられたことをオマローサのせいにして、「私が出会った中で最も邪悪な人間」とオマローサのことを痛烈に非難していた。司会のドナルドからクビにさせられた後にラトーヤは「オマローサのフィアンセが最近死んだわよね。彼って心臓発作だったんでしょ。絶対彼女のせいだと思うわ」「彼女は確信犯でずる賢くって、人殺しだから、たぶんマイケル・クラーク・ダンカンのプラグを抜いたんだわ」と問題の発言をしていた。

 オマローサと2年間の交際を続けていたクラーク・ダンカンは、昨年の7月に心臓発作を起こしその後集中治療を受けていたものの、その甲斐なく9月に亡くなっていた。

(BANG Media International)

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