ハビエル・バルデム、ウディ・アレンをまた擁護
ハビエル・バルデムが養女に対する性的虐待の疑いを持たれているウディ・アレンを擁護した。養女ディラン・ファローが若干7歳だった時に性的虐待を働いたと言われるアレンが、「集団リンチ」にあっているようだと非難したハビエルは、その疑いが法的に取り扱われる事態へと発展しない限り、アレンとの仕事をためらわないと宣言している。
ザ・ハリウッド・レポーターはフランスのリヨンで開かれたルミエール・フェスティバルの場で、ハビエルがこう話していたと伝えている。「『それでも恋するバルセロナ』に出た時、その疑いが出てから10年以上が経っていて、アメリカの2つの州で彼に対してすでに無罪判決が出ていた」「その法的な状態が変わるなら、僕も考えを変えるだろう。でも、今は彼が受けている集団リンチを良いと思わないし、ウディ・アレンからまた仕事を誘われたら、明日の朝にでも出向くよ。彼は天才だからね」
ハビエルがアレンを擁護する発言をしたのは今回が初めてではなく、現在公開日未定となっているアレン監督最新作『ア・レイニー・デイ・イン・ニューヨーク』の出演者らが同作からのギャラをタイムズ・アップの活動に寄付することを発表した際にもショックの胸中を明かしていた。その際にもアレンがすでに無罪判決を受けていることを挙げ、「ウディ・アレンが有罪という証拠があるなら、もちろん僕も彼との撮影を止めるけど、そんなものがあるとは思えない」と口にしていた。
他にもこれまでにはアレック・ボールドウィンがアレンに対する扱いが「不公平で悲しい」とコメントしていたほか、アレンの元恋人ダイアン・キートンも友人であるアレンを「信じる」と弁護するツイートをしている。
(BANG Media Internationasl)