伝説の女性グループ元メンバー突然死…新曲制作中になぜ
伝説の女性グループ・シュープリームスの結成メンバーであるメアリー・ウィルソンが死去した。76歳だった。モータウンの同伝説的グループが1977年に解散するまで18年間に渡って活動したメアリーが8日、ラスベガスの自宅で息を引き取った。死因については明かされていない。
メアリーはわずか15歳の時、ダイアナ・ロスやフローレンス・バラード、バーバラ・マーティンらと共にシュプリームスの前身であるザ・プライメッツとして活動を開始、『恋はあせらず』『ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ 』などのヒット曲を生み出した。そして、1977年にメアリーがグループ脱退を決意したことで、グループの解散に至っている。
メアリーは死のわずか数日前、ソロの新曲に取り掛かっていることをYouTubeで明かしていたところだった。
モータウン・レコードの創設者であるベリー・ゴーディはこうコメントを出している。「モータウン・ファミリーの主要メンバーがこの世を去ったと聞き、深いショックと悲しみに襲われています」「シュープリームスはずっと『モータウンの恋人』として知られてきました。メアリー、ダイアナ・ロス、フローレンス・バラードは60年代初頭にモータウンにやってきたのです」「前例のない数々のナンバーワンヒットをはじめ、テレビやクラブ出演、彼女たちは自分たちだけでなく、ほかのモータウンのアーティスト、そして多くの人たちの扉を開いたのです」「私はメアリーのことを常に誇りに思っていました。彼女は独特のスターとしての位置を確立し、シュープリームスの伝説をさらに高めるため、長年熱心に努力してきたのです。メアリー・ウィルソンは私にとってとても特別な人でした。彼女は先駆者であり、歌姫でありましたので、心から惜しまれることでしょう」(BANG Media International/デイリースポーツ)