石川さゆりも弔問「大好きな人でした」
映画「釣りバカ日誌」シリーズなどで知られる俳優・三国連太郎さんが14日午前9時18分、急性呼吸不全のため、東京・稲城市の病院で死去した。90歳。
三国さんの遺体は、生前の三国さんが愛した静岡県内の海を見下ろす別荘に安置され、15日夕には、歌手・石川さゆり(55)や松竹・大谷信義会長(67)らが弔問に訪れた。
家族ぐるみで親しく交際し、別荘にも何度か訪れたという石川は「大好きな人でした。舞台に出る前『私は不器用なので悩んでいます』と言ったら、三国さんが『僕も不器用なんだよ、不器用な方がいいんだ』と励ましてくださいました。もっといろんな話を伺いたかったのに、残念です」と話した。
三国さんの妻・佐藤友子さんは「とてもいい顔をしています。最後まで、きれいでかっこいい人でした」と語り、ときに涙ぐみながら弔問客に応対していた。