ちびまる子声優の水谷優子さん死去
フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃん役で知られる声優の水谷優子さんが17日に乳がんのため51歳で死去したことが19日、所属事務所の公式サイトで公表された。愛知県出身。関係者によると、この日、家族葬が営まれ、後日、お別れの会を開く予定。先月は不調に映ったといい、限られた人にしか病名を明かしていなかった。
ソプラノを生かして「エースをねらえ2」の岡ひろみなど多彩な役柄を演じ、1990年スタートの「ちびまる子ちゃん」では初回から主人公まる子のお姉ちゃん(さくら さきこ)役で出演。
原作のさくらももこ氏はブログで「悲しみに包まれています。水谷さんはキレイで明るい素敵な女性でした。いつもニコニコしていて、面白いことが大好きそうでした。本当に残念です(泣)長い間お姉ちゃんを演って下さって、ありがとうございました。水谷さんのお姉ちゃん、忘れません」と悼んだ。
同局によると、最後の収録は4月22日で、5月22、29日放送分を収録。代役は未定で、6月5日放送分から出演予定だという。