渡邉有三さん通夜 名曲でお別れ
虫垂がんのため2日に死去した、グループサウンズのザ・ランチャーズ元メンバーでレコード会社「ポニーキャニオン」の元常務取締役・渡邉有三さん(享年64)の通夜が7日、東京・上野の寛永寺で営まれ、シンガー・ソングライターの松任谷由実(59)、中島みゆき(61)ら約1000人が参列した。
通夜では岩崎良美(52)の「タッチ」、光GENJIの「パラダイス銀河」など、渡邉さんが手がけた曲が流された。帰国子女だった西田ひかる(41)は「たどたどしい日本語でのレコーディングでも怒らず、いつもニコニコしてくれた」と、涙をこぼしながら故人をしのんだ。
2年前、闘病中の渡邉さんと食事した堀ちえみ(46)は「14歳の時から私を育ててくれた恩師の一人。元気そうな顔だったのに…」と、言葉をなくした。