世代トップ取って燃え尽きたのか…低迷するダービー馬

3月2日に行われた大阪杯(今年からG1に昇格)で、昨年のダービー馬・マカヒキが4着に敗れました。近年、ダービーを勝利した後に低迷する競走馬が多い気が…そこで近5年の優勝馬に注目してみました。

公開日:2017.4.3

今後は海外遠征を見据えており、現役最強馬候補のさらなる飛躍が楽しみだ。

【中山記念】ドゥラ復帰即Vいざ世界へ

その後はドバイシーマC・UAE・G1で2着。トップホースとして日本競馬界を引っ張っていく…と思われましたが、宝塚記念・G1で2着後に故障発生。そのまま引退となりました。

クラシック2冠馬ドゥラメンテが引退

昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテが29日、現役を引退することがサンデーレーシングのホームページで発表された。

クラシック2冠馬ドゥラメンテが引退

宝塚記念2着後、左前肢ハ行が明らかになり、栗東トレセンの診療所を経てノーザンファームしがらきへ放牧。経過を観察した結果、獣医師から競走能力喪失の診断が下された。

クラシック2冠馬ドゥラメンテが引退

【ドゥラメンテ競走成績】9戦5勝
◆ダービー勝利後は3戦1勝(1着、2着、2着)

物足りぬ“世代トップ”…強いダービー馬が見たい

過去5年のダービー馬で、ダービー勝利後にG1レースを勝った馬はいません。また、複数の勝利を挙げた馬もキズナのみです(2017年4月3日現在。ワンアンドオンリー、マカヒキは現役)。やはり“世代トップ”としては物足りない成績です。ちなみにこの両方を達成している最後のダービー馬は、あの3冠馬・オルフェーヴルになります(2011年の勝ち馬)。

引退レースとなった有馬記念を制したオルフェーヴル=2013年12月22日

ダービーを勝ったことで、燃え尽きてしまうのか。競馬ファンとしては、強いダービー馬の姿を見たい!と心から願うのです。

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