ターフで躍動する白い馬体!競馬界のアイドル・白毛馬列伝
競走馬といえば黒や茶色が一般的ですが、珍しい真っ白な「白毛」の馬も存在します。中には重賞戦線で活躍した実力馬も…。競馬に興味がなくても思わず「カワイイ!」と声を上げてしまう、白毛馬が大集合です!
公開日:2017.10.15
ユキチャン、白毛馬ブームの火付け役
白毛馬への注目度が一気に上がったのは、はやりアイドルホース・ユキチャンの登場。見た目だけでなく実力も一級品でした。
【2008年6月19日デイリースポーツ紙面より】
「第44回関東オークス・交流G1」
ユキチャンが8馬身差の圧勝で、白毛馬として史上初の重賞制覇を果たした。2周目の1角で先頭に立つと、あとは突き放す一方の楽勝だった。また、レースの売り上げは4億3884万円で歴代最多を記録。川崎競馬が“ユキチャンフィーバー”に沸いた。
(中略)
父クロフネの手綱も取った武豊も満面の笑み。「パワフルな走りは似ている。イメージはかわいいけど、すごく力強くて抑えるのに大変でしたよ。負けてもインタビューが予定されていたから、勝てて良かった。ユキチャンもいいけど、ユタカチャンもよろしく」とおどけた。
ホワイトベッセル、白毛馬のJRA初勝利を果たしたユキチャンの兄
ユキチャンの兄、ホワイトベッセル。JRAで白毛場初勝利という快挙を成し遂げました。
【2007年4月2日デイリースポーツ紙面より】
デビュー2戦目のホワイトベッセルが1日の1Rを好位抜け出しで快勝。白毛馬によるJRA初勝利の快挙を達成した。
(中略)
川田は「ヨッシャ!」とガッツポーズ。「気持ちよかった~。未勝利戦だけど、重賞ぐらい興奮した」と満面の笑みで話した。