マシュマロ、白毛馬として初の新馬戦勝利

活躍した兄ホワイトベッセル、姉ユキチャンの全妹。白毛馬初の新馬戦Ｖという快挙を成し遂げます。

【２０１１年１１月１４日デイリースポーツ紙面より】
　まるでＧ１、いやそれ以上だった。１３日の京都６Ｒで、２番人気のマシュマロが、白毛馬としては初の新馬戦Ｖを飾った。好位の外めから４コーナーで先頭をうかがうとと、スタンドは一気にヒートアップ。拍手と大歓声を、その真っ白な前身に浴びると、後続に２馬身半差をつけてゴールに飛び込んだ。
　心地の良さに、川田も頬を緩ませる。「すごく暖かい拍手でした。４コーナーもすごかったし、直線での盛り上がりも、すごく気持ちのいいものでした」。手綱を取った経験のある、全兄ホワイトベッセルをイメージしての騎乗だったが、柔らかな名前とは違って、スキを与えない強さ。「前半は押っつけ気味でしたが、すごくいい勝ち方でした。お兄ちゃんに似た感じですね」と白い歯がこぼれる。

マーブルケーキ＆ブチコ、白毛に模様の“変わりダネ”

白毛馬は全身が雪のように真っ白！なイメージですが…中には模様のある馬も。ユキチャンらと同じ母を持つ“シラユキヒメ一族”の個性派は、その見た目通りの名前がつけられました。

【２０１４年１月１７日デイリースポーツ紙面より】
　話題馬が登場する。高確率で白毛馬を輩出してきたシラユキヒメの子が、日曜中山６Ｒでデビューする。その名もマーブルケーキ。交流重賞を３勝したユキチャンの半妹で、白いボディーに茶色の斑点が特徴。誰もが納得の馬名だろう。