ターフで躍動する白い馬体!競馬界のアイドル・白毛馬列伝
競走馬といえば黒や茶色が一般的ですが、珍しい真っ白な「白毛」の馬も存在します。中には重賞戦線で活躍した実力馬も…。競馬に興味がなくても思わず「カワイイ!」と声を上げてしまう、白毛馬が大集合です!
公開日:2017.10.15
そして“白毛馬伝説”は次代へ…ユキチャンの子がデビュー
真っ白な馬体の2歳馬が函館競馬場に姿を現した。母は08年関東オークス、09年クイーン賞、10年TCK女王盃を制し、史上初の白毛馬による重賞制覇を達成したユキチャン。その2番子シロインジャー(牝2歳、父ハービンジャー、栗東・吉田)が7日、初めて馬場入りを行った。
【POG】真っ白な馬体シロインジャー
しかしデビュー戦では無念の14着。
注目を集めた白毛馬シロインジャーは14着に敗退。母ユキチャンは交流重賞3勝馬。ブチ柄で人気のブチコは叔母にあたる“アイドル候補”は向正面で早めに押し上げて場内を沸かせたが、勝負どころで後退して馬群にのみ込まれた。「距離が長過ぎた。スピードがあるし、ストライドも大きい。マイルで後ろから競馬をした方がいい」とクリストフ・ルメール騎手は振り返った。
【POG】白毛馬シロインジャーは14着
期待の白毛馬ハウナニ(牝2歳、美浦・手塚)が9月3日の新潟6R(ダート1200メートル)で初陣を迎える。祖母シラユキヒメ~母ユキチャンと続く白毛の名血。新種牡馬ロードカナロアを父に持つ“3代目”に注目だ。
ハウナニは白毛のお嬢さま ロードカナロアを父に持つ3代目に注目
トレーナーは「ここ数年の管理馬の中で一番かわいい」と目尻を下げる。「毎朝、思わず首筋に抱きついちゃうんだ。耳を伏せたりしないし、かみついたりもしないよ」とぞっこん。名畑助手も「人懐っこくて、手のかからない馬」と笑顔だ。愛嬌(あいきょう)も兼ね備えた白毛の“お嬢さま”。本番での走りが待ち遠しい。
ハウナニは白毛のお嬢さま ロードカナロアを父に持つ3代目に注目
ちなみにハウナニ、デビュー2戦目となった10月15日の未勝利戦で初勝利を挙げました!これからどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね!