パン屋を巡る、神戸のお散歩イベントがスタート
神戸の三宮や元町を散歩しながら、一口サイズのパンを食べ歩くイベント『KOBEパンのまち散歩』が、11月1日にスタートした。
神戸のパンと街の魅力を知ってもらおうというイベントで、今年で5回目の開催。神戸市中央区内のベーカリー31店では、それぞれの店が食べ歩きにぴったりのパンを考案、『神戸PANPO』のロゴが入った黄色い紙袋に入れてスタンバイしている。
今年7月にオープンし、イベント初参加の「ブーランジェリー レコルト ロンポワン」では、3種類のモチモチとした食感のチャパタを食べやすいサイズで用意。そのほか、「イスズベーカリー」では期間限定の紫芋デニッシュを、「コム・シノワ」は人気の5種類のパンをセットに、「パンと暮らしのサ・マーシュ」では黒糖入りのロールパンなど、それぞれが工夫を凝らしたパンを販売。街を散策しながら焼きたてパンを楽しめるとして、パン好きの心をくすぐっている。
「イスズベーカリー元町店」でPANPOの紙袋を手にした夫婦は、「パンが大好きで、どこに行ってもパン屋があると入るから、こういうイベントはとてもうれしい。今日はほかに3店行ってきました」と、パンをトレイにのせながらうれしそうに話した。
区内の各所では、『神戸PANPO』参加店を含む47店が掲載されたポケットサイズの「パン屋さんMAP」を配布。また、そごう神戸店に関西のパンが集まる『パンフェスタ』(11月3日~8日)や、映画『74歳のペリカンはパンを売る。』(11月17・18日/元町映画館)の上映などの関連イベントもあり、150年前の開港とともに発展してきた神戸のパンを盛り上げる。期間は11月30日まで。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)
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