久元神戸市長「症状があれば、必ず相談窓口に電話を」
3月3日、市内で初めて2人の新型コロナウイルス感染者が確認された神戸市。5日の定例会見で久元喜造神戸市長は、現況を説明したうえで感染拡大防止への呼びかけをおこなった。
同市内の感染症指定病院に入院中で、容体は安定しているという2人、市では濃厚接触者に対して経過観察をおこない、必要に応じて検査を実施するとしている。
神戸市によると、現在、市内の感染症指定病院は1病院で、感染者用に10床用意。感染者が10人を超えた場合、同病院の一般病棟、または感染症対策が十分な市内病院で患者を受け入れるという。
感染を判定する検査は1日に24例、最大で48例をおこなうことが可能で、検査試薬は十分に確保されているとのこと。久元市長は、「ネット上には不確かな情報もたくさん広がってるので、症状がある場合は必ず相談窓口に電話してほしい」と話し、感染拡大を防ぐため、市民一人ひとりの以下のような行動が大切だとした。
「不特定多数が密集する空間は避ける」
「換気をして風通しのよい空間を心がける」
「こまめな手洗いをする」
「咳エチケットに努める」
「発熱など風邪症状があるときは外出を控える」
「感染がどのように拡大し、いつごろ収束するかは、専門家も含め誰にもわからない。わからないことを前提にあらゆる対策をするが、そのためには基本が大事」と久元市長。
「厚生労働省のサイトには正しい手洗いや咳エチケットの方法などが画像つきで紹介されているので、それをしっかり見て、基本に忠実な行動をお願いしたい」と促した。
取材・文・写真/合楽仁美
(Lmaga.jp)
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