全国約３０店舗の免税店を運営する「Ｌａｏｘ（以下、ラオックス）」の新コンセプトショップが、６月１８日に大阪・道頓堀でオープン。初日は開店前に、若い女性を中心に行列ができた。

従来は家電や化粧品が中心とした品揃えだったが、「ラオックス 道頓堀店」（大阪市中央区）では「食」が充実。国内外の「いいもの」をテーマに、２０～３０代女性に向けてデパ地下や高級スーパーのような品揃えを意識したという。

１階の食品フロアでは、関西の人気店「アンリ・シャルパンティエ」「モロゾフ」、関西・北海道の特産品コーナー、韓国などアジアのスイーツ、レトルトや調味料など、幅広く展開。７月４日には、中国発のフルーツティー＆ベーカリー「奈雪の茶」の日本１号店がオープンする。

また、将来的に海外の観光客に向け注力したという日本酒コーナーでは、蔵元と直接取引したプレミアム銘柄など、全国の銘酒約９０種がラインアップ。利き酒師が常駐し、今後は試飲なども予定。

２階では、美容家電や韓国コスメほか、女子向け文具・雑貨、３階では、オープン時は大阪土産やお菓子のポップアップショップが登場。今後は、『可愛い嘘のカワウソ』（７月４日～８月中旬）、『Ｒｏ ＬＡＮＤ 俺か俺以外か』、『エヴァンゲリオン』など、国内や海外でも人気のイベントを開催する。

オープンと同時に訪れた大阪市内の３０代女性２人組は、「いろんな国の商品があると聞いて楽しみに来ました。珍しいものや人気食材が意外に安かったので、嬉しいです」と買い物を楽しんでいた。営業は１１時～２０時。

取材・写真／塩屋薫

(Lmaga.jp)