カーママ小笠原、開会式“泣きま宣言”
2014年1月24日
結婚、出産を経て、本格復帰してまだ2年余。「(五輪出場は)いまだに信じられない部分もある」という。だが、涙は一時封印する。現在は“鬼ママ”となって、小野寺、苫米地、吉田の初出場組の精神面を鍛えているからだ。この日の会見でも「実力以上のものを出さなければ世界とは戦えない」と厳しいメッセージを送った。
ミスショットの連発を目にすれば「(ただの)チームじゃなく日本代表なんだ」と日の丸を背負う責任感を注入。選手村についても「夢の村だと思っているようだが、バスタブがないこともある」と伝えている。直前は追い込み、本番は盛り上げる。すべては勝利の可能性を少しでも広げるためだ。