カーママ小笠原、母の強さ見せる!
2014年2月9日
北海道銀行のメンバーで編成されるソチ五輪カーリング女子日本代表が8日、試合会場のアイスキューブ・センターで初練習した。時折笑顔も見えるリラックスした様子で、4つのレーンすべての氷の状態を確認した。
前日の開会式で旗手の大役を務めた“カーリングママ”のスキップ小笠原歩(35)は「少しこみ上げるものがあったけど、泣いたら恥ずかしいから。息子も旗を持つ役だということを分かってるし、泣いたらカッコ悪い」と、涙を我慢。06年トリノ五輪以来、8年ぶりの夢舞台に「もう忘れた(笑)。でも平常心で臨めていると思う。母親になって、肝が据わったのかな」と、成長した自分を実感している。
11日の韓国戦から予選リーグが始まる。「どの試合も大事だけど、初戦は勝ったことがないので勝ちたいですね。あと、カーリングはほとんど4年に1回しか見ていただく機会がない。カーリングのだいご味を見せられる試合をしたい」。母として、選手として、強くなって帰ってきた姿を夢リンクで披露する。