菊池、2位で“姉妹五輪”に大きく前進
2013年12月28日
緊張感が身を包んでいた。1500メートルでは10月の距離別選手権で優勝しているが、今大会に向けては「初めて感じる緊張。頭が落ち着いていても、体が緊張していた」という。それでも「自分で自分を信用しようと思った」と振り返るレースでは、堂々の滑りを見せた。
スケート一家に生まれ、5人姉妹の次女。四女の萌水=もえみ(21)=早大=は、ショートトラックのリレーメンバーとして五輪代表入り。レース前には「自分を信じて頑張って」という激励メールも届いた。自身も代表入りをほぼ確実にしたが「まだすべてが決まったわけではない」と気を引き締める。
姉妹出場への挑戦。「一緒に行けるように明日、あさっても頑張りたい」と意気込む表情には、充実感と達成感がにじんでいた。
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