坂本「ピンクのパンツはいた子」古江「忘れてました」 神戸っ子コンビが意気投合
今年成人式を迎えたフィギュアスケート女子の2018年平昌五輪代表、坂本花織(20)=シスメックス/神戸学院大学=と、女子ゴルフでツアー通算4勝を挙げているプラチナ世代、古江彩佳(20)=和田興産契約プロ=が、新成人対談を行った。神戸で生まれ育ち、今も神戸を拠点とする同い年の2人が二十歳の誓いや将来の夢を語った。
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神戸で生まれ育った2人は、小学6年生の時に一度会っていた。スポーツや文化活動を評価する「こうべユース賞」の表彰式で、隣り合わせで記念撮影していたことが、坂本の記憶で発覚したのだ。坂本は「ピンクのパンツをはいた子」と古江が印象に残っていたが、古江は「めっちゃ忘れてました」と苦笑い。初対面のはずが、一気に打ち解けた。
二十歳の女の子同士。競技でメークをする坂本が「日焼け止めもファンデーションも塗りたくない。普段はドすっぴん」と言うと、日焼けが気になる古江は「めっちゃいい、肌きれい!」とうらやましそう。すると坂本は「リンクは乾燥してて冬はすぐ荒れる。今年は鼻のここ(下)切れた」と“変顔”で笑わせた。
どちらも他人と戦う前に自分との戦いがある競技。泰然自若の古江と緊張を隠さない坂本は対照的だったが、神経を削り取られるような重圧は同じだろう。だからこそ、他愛のない話に花を咲かせる2人の姿にちょっとホッとした。