ピッチでこぼこ…合宿練習場は大丈夫?
スケールの大きな受け入れ態勢だ。サッカーのW杯ブラジル大会に臨む日本代表は29日夜(日本時間30日)、米フロリダ州タンパ国際空港に到着し、バスでタンパ近郊の事前合宿地・クリアウオーター入り。同日、日本代表のために練習場の現地スタッフが業者に頼み、簡易な建物をトレーラーで移動させ、練習場に隣接させた。使い道について、現場監督の男性は笑いながら「サムライブルー(日本の愛称)の更衣室さ!」と話した。
高さ約3・5メートル、長さ約15メートルのプレハブで、運転手が何度もトレーラーを切り返して搬入した。練習場は公道に面しており、日陰になるような場所はなく、少しでもプライバシーを確保するための措置と見られる。
グラウンドの状態については、アメリカンフットボールとの併用のため、ピッチはボコボコ。非公開用の目隠し幕は透けているという点もあるが、急ピッチで練習環境が整えられていた。