「人生を左右する」マウンドでまさかの大荒れ…はい上がれ虎の若きエース・藤浪晋太郎
阪神の若きエース・藤浪晋太郎。今シーズン序盤は不振続きで5月には登録抹消。2軍でミニキャンプを行うなど必死に立て直しが図られてきました。そして8月16日、復活を期して1軍マウンドに上がりましたが…。
公開日:2017.8.16
「ウエスタン、オリックス-阪神」(16日、舞洲サブ球場)
藤浪、6回0封も…5四死球、2暴投で制球に課題 2軍・オリックス戦に先発
阪神・藤浪晋太郎投手(23)が、ウエスタン・オリックス戦に先発。6回を投げて2安打無失点、10三振を奪う内容だった。最速は157キロを記録するなどしたが、一方で5四死球を与え、2つの暴投を許すなど、制球面の課題は残った。
「いい球もありましたし、悪い球もありました。指にかかっている球も多かったんですが、自分の中でもう少しできるかな…というのもありました。でも、(状態が)悪くはないかなと思います」
藤浪、6回0封も…5四死球、2暴投で制球に課題 2軍・オリックス戦に先発
「ウエスタン、中日7-4阪神」(2日、ナゴヤ球場)
藤浪2軍戦で危険球退場 1軍どころか「フォーム自分で直せない」
1軍マウンドどころではなくなった。2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が先発し、頭部死球で危険球退場。「メンタルどうこうより、フォーム的におかしくなったところを、自分で直せないことが第一」と技術面による力不足を嘆いた。
五回途中で降板。四死球は7を数えた。エースとして期待される右腕は「少年野球から今まで(ストライクを取るという)当たり前にできてきたことができなくなっている」と首を振った。
藤浪2軍戦で危険球退場 1軍どころか「フォーム自分で直せない」
「自分の感覚を取り戻す」フォーム修正へミニキャンプ
このまま2軍で登板しても、制球難の改善は期待できない…そこで、約3週間のミニキャンプで、徹底的に課題と向き合うことになりました。
阪神の藤浪晋太郎投手(23)が4日、鳴尾浜球場で投球フォームの修正に取り組む“ミニキャンプ”を開始した。2軍の遠征に帯同せず、残留組に加わっての練習。ポール間走やキャッチボール、ブルペンで傾斜を使って投げるなど、初日から精力的に汗を流した。
藤浪がフォーム修正のミニキャンプ「感覚取り戻す」反復練習で汗