「人生を左右する」マウンドでまさかの大荒れ…はい上がれ虎の若きエース・藤浪晋太郎
阪神の若きエース・藤浪晋太郎。今シーズン序盤は不振続きで5月には登録抹消。2軍でミニキャンプを行うなど必死に立て直しが図られてきました。そして8月16日、復活を期して1軍マウンドに上がりましたが…。
公開日:2017.8.16
チームとしても重要な一戦であり、プレッシャーもかかるが、藤浪は自身の投球に集中する。「自分のピッチングをすることに尽きるかなと。ゲーム差がどうとか、チーム状況がどうとかを考え過ぎずにやりたいと思います」。2軍生活で得たものを広島打線にぶつける。
藤浪1軍合流!16日鯉斬り任せた 金本監督「彼の人生を左右する」
誰もが信じてやまなかった“復活のマウンド”でまさか…
いよいよ、藤浪晋太郎が1軍マウンドへ帰ってきた!虎党の誰もが、生まれ変わった虎の若きエースの復活を信じていたのですが…。
「阪神3-5広島」(16日、京セラドーム大阪)
藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例の“タオル投入”
5月26日以来の復帰登板となった先発の藤浪晋太郎投手(23)は4回2/3、7安打3失点、7四死球で降板した。0-3の五回2死満塁、打席に投手・大瀬良を迎えたところで金本知憲監督(49)はタオルを投入。相手投手への死球など課題の制球難は解消されないままで、試合後、藤浪は「申し訳ない投球でした」とコメントした。
「スピードも出ていたし、変化球でカウントも取れていたし」と指揮官。それが暗転したのは二回1死、大瀬良の打席で直球系のボールがすっぽ抜けて左肩付近を直撃した。
藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例の“タオル投入”
「大瀬良くんには申し訳ない。あれで悪い流れに行ってしまった」と香田投手コーチが振り返ったように、フォームが崩れた。
藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例の“タオル投入”
試合後、藤浪は報道陣に「きょうはすみません」と厳しい表情を崩さず球場を後にした。球団広報を通じて「チームにも死球を当ててしまった選手に対しても、申し訳ない投球でした」とコメントを託すのが精一杯だった。
藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例の“タオル投入”