「人生を左右する」マウンドでまさかの大荒れ…はい上がれ虎の若きエース・藤浪晋太郎
阪神の若きエース・藤浪晋太郎。今シーズン序盤は不振続きで5月には登録抹消。2軍でミニキャンプを行うなど必死に立て直しが図られてきました。そして8月16日、復活を期して1軍マウンドに上がりましたが…。
公開日:2017.8.16
ただ、ある条件下では制球が安定した。走者を背負った時だ。クイックモーションで投げた場合、四死球は0だった。試合後の囲み取材で質問をぶつけると、もちろん藤浪もその感覚を理解していた。その上で「(全球クイックで投げるのではなく)しっかりと足を上げて投げたいというのがあるので」と考えを口にしていた。
【野球】阪神・藤浪の制球が安定する条件
ミニキャンプの効果てきめん!完全復調へ制球安定
制球難克服へのミニキャンプを終え、7月25日、23日ぶりに実戦登板した藤浪は見違えるような投球を見せます。
「ウエスタン、広島9-9阪神」(25日、由宇)
【2軍】藤浪、復活へ第一歩 1回無四球0封 MAX156キロ
背番号19に笑顔が戻った。阪神・藤浪が23日ぶりに実戦登板し、1回を1安打無失点。直球の最速は156キロを計測し、無四球と制球も安定。完全復調に向けて順調なスタートを切った。
掛布2軍監督は「上々だったと思いますよ。良かったですよ」と評価。
【2軍】藤浪、復活へ第一歩 1回無四球0封 MAX156キロ
「しっかり指にかかった球を投げられた」と収穫を口にした藤浪に、一筋の光が差し込みつつある。
【2軍】藤浪、復活へ第一歩 1回無四球0封 MAX156キロ
「ウエスタン、阪神1-8オリックス」(29日、四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀)
藤浪手応え3回7K、3四球も納得 掛布2軍監督「次は5回」
持っている能力は段違いだ。先発の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が3回4安打1失点。9つのアウトの内、7つを三振で奪った。
投球回数が増えることについて「これまで通り腕を振るだけではなく、緩急を使いながら」と藤浪。1軍での先発を見据えた投球を心掛ける考えだ。「納得のいくボールがあったことは確か」と大きく自信を深めた背番号19が、完全復調へ向けて突き進む。
藤浪手応え3回7K、3四球も納得 掛布2軍監督「次は5回」