度重なる怪我を乗り越え…虎の“未来のエース”望月惇志、待望のプロ初勝利
阪神・望月惇志が2019年8月22日、DeNA戦でプロ初勝利を挙げました。16年ドラ4で入団後はエース候補として期待されながら、度重なる故障に苦しんでいた右腕が開眼。その軌跡をデイリー紙面で振り返る!
公開日:2019.8.29
ブルペンでの投球中、矢野燿大監督(50)がネット裏で視察していた東北福祉大の1学年先輩の元へ案内。3分間の直接指導を受けると、直後の投球練習で球筋が変化。4年目右腕が決め球の改良に向けて大きな武器を得た。
望月 伝家の宝刀、大魔神フォーク伝授された!「空振り取れそう」
「今まで捕手も(フォークの)サインを出しづらい部分もあったと思うし、投げてて感じる部分もあった。確率を上げていきたい」
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4年目でついに初勝利!6回0封の快投
ついに“その時”がやってきます。待望のプロ初勝利!
「阪神8-0DeNA」(22日、京セラドーム大阪)
望月 プロ初星6回0封!DeNA戦勝ち越し決定 逆転CSへ3・5差
4年目の阪神・望月惇志投手(22)が待望のプロ初勝利だ。今季3度目の先発となった右腕は立ち上がりから走者を許す投球が続いたが、要所を締めて6回を3安打無失点。
「真っすぐを自信持って投げてきたので」。大和を見逃し三振、代打・戸柱を左飛に打ち取った球は、いずれも磨きあげた153キロの直球だった。
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三度目の正直だった。ここまで2戦勝ち負けつかず。「今日こそは絶対に勝ちたいという気持ちだった」。
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苦しみ抜いて手にした初勝利は、どれほど嬉しかったことか。
でも、こんなもんじゃない。この1勝は、虎のエースとして踏み出した第一歩に過ぎません。
望月惇志よ、お前の右腕に猛虎の未来がかかっているぞ!