かつての虎エース・能見篤史が引退「やりきった」紆余曲折の野球人生
かつて阪神のエースとしても活躍したオリックス能見篤史投手兼任コーチが今季限りで引退しました。紆余曲折あった野球人生でしたがその表情は晴れやか。さらば〝世界一のワインドアップ〟…ノウミサン、愛してる!
公開日:2022.11.14
「最年長?夢ないですね(笑)どんなところでもいい働きができたらいい。ベテランなので(笑)」
オリックス・能見ガッツ!史上初2球団最年長セーブ 記念球は「まわってこなかった」
「ロッテ2-5オリックス」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
オリックス・能見1500K達成 史上最年長タイ41歳11カ月で
3点リードの九回を任されたオリックス・能見兼任コーチが、先頭のレアードをワンバウンドのフォークで空振り三振。05年にヤクルト・青木からプロ初三振を奪ってから、17年目で通算1500奪三振を達成。
41歳11カ月での達成は2007年のロッテ・小宮山悟に並ぶ最年長タイ。後続もきっちりと抑えて2セーブ目を挙げた。
オリックス・能見1500K達成 史上最年長タイ41歳11カ月で
「投げていれば、いつかはっていうところなので、特に気にはしていなかった。捕手との共同作業。助けられている部分もある。すごい数の捕手に受けてもらっているのでね。ありがたいです」
オリックス・能見1500K達成 史上最年長タイ41歳11カ月で
オリックスが25年ぶり、13度目のリーグ優勝を果たした。27日、2位・ロッテが楽天に敗れ、確定した。
オリックス・能見 歓喜胴上げ 移籍1年目「見たことのない野球」で頂点
阪神時代とオリックス移籍後、その環境の変化にも驚いた。
オリックス・能見 歓喜胴上げ 移籍1年目「見たことのない野球」で頂点
「まったく違いましたね。ファンの方々も違いますし、正直、マスコミの数はまったく違う。同じプロ野球でこれだけ違うかと思いました」
移籍に後悔はないという。
オリックス・能見 歓喜胴上げ 移籍1年目「見たことのない野球」で頂点
「スゴい勉強になりました。こういう戦い方もある。こういう考え方もある」