かつての虎エース・能見篤史が引退「やりきった」紆余曲折の野球人生
かつて阪神のエースとしても活躍したオリックス能見篤史投手兼任コーチが今季限りで引退しました。紆余曲折あった野球人生でしたがその表情は晴れやか。さらば〝世界一のワインドアップ〟…ノウミサン、愛してる!
公開日:2022.11.14
「オリックス4-3ロッテ」(30日、京セラドーム大阪)
オリックス・能見「一つも悔いはありません」 145キロストレートで有終K斬り
ありがとう、能見さん-。今季限りで現役を引退するオリックス・能見篤史投手兼任コーチ(43)の引退セレモニーが30日、京セラドームでのロッテ戦後に行われた。
試合では同点の八回にマウンドへ上がり、安田を空振り三振に仕留めた。
オリックス・能見「一つも悔いはありません」 145キロストレートで有終K斬り
引退セレモニーでは、言葉に詰まる場面も。記憶が飛んでカンペを取り出し、笑わせた。「頑張って覚えてたんですけど…。失敗するのも僕らしいな」。ただ、涙はない。その理由は明確だった。
オリックス・能見「一つも悔いはありません」 145キロストレートで有終K斬り
「一つも悔いはありません。やりきりました」
オリックス・能見「一つも悔いはありません」 145キロストレートで有終K斬り
日本シリーズでは登板はなかったものの、コーチとして日本一に貢献。最後に日本一の称号を手にして引退した能見に大きな拍手を送りたいと思います。
〝世界一美しい〟と称されたワインドアップとともに、その雄姿は永遠にファンの心に刻まれ続けるに違いありません。
We Love ノウミサン!