「第１００回全国高校野球選手権・準々決勝、大阪桐蔭１１－２浦和学院」（１８日、甲子園球場）　大阪桐蔭・根尾昂内野手（３年）が二回の先制ソロ。ロッテ・永野チーフスカウトは「この本塁打でもう（ドラフト）１位は決まりだね」と逆方向への先制弾を絶賛した。

　日本ハム・大渕スカウト部長は「（投打）どちらも評価しています。根尾昂を評価しています」との見方を示した。エンゼルス・大谷と同じように、二刀流で育成していく可能性もある。

　藤原に対して、ロッテ・永野チーフスカウトが「やっぱりレベルが違う。プロでは１番で。首位打者も取れるでしょう」。広島・苑田スカウト統括部長も「高いレベルの中に入れた時に、いろんなことを吸収して伸びていくタイプじゃないかな。ドラフト１位候補だし、即戦力」

　「第１００回全国高校野球選手権・２回戦、大阪桐蔭１０－４沖学園」（１３日、甲子園球場）　大阪桐蔭は、今秋ドラフト１位候補コンビの根尾昂内野手、藤原恭大外野手（ともに３年）がアベック驚弾。広島・鞘師スカウトは藤原に対して「一振りで仕留める技術がすごいし、群を抜いている。（本塁打は）右打者が引っ張ったような打球だったし、あんな打球はなかなか打てない」と評価。

楽天・仁村スカウト副部長は根尾に対して「びっくりだよ。スーパー高校生だよ」と驚きの声を上げた。

　阪神球団幹部、根尾は「新庄みたい」、藤原は「今うちに入ってもトップクラス」と絶賛。