マジかよ新庄!47歳で現役復帰宣言した新庄剛志の伝説を振り返る
47歳にして現役復帰宣言をした新庄剛志。阪神でメジャーで日本ハムで、野球の楽しさをファンに魅せてくれたレジェンドの伝説をデイリー秘蔵写真で振り返る(敬称略)。
公開日:2019.11.28
グラウンドに正座させられ…95年末には「引退宣言」も
「元祖二刀流」野村監督の発案で投手挑戦も左ひざ痛め幻に
阪神暗黒時代の中、ファンにとって数少ない希望が新庄だった。それはデイリースポーツにとっても同じ、いやそれ以上だったかもしれない。週6試合中4試合は負けを覚悟していたあの頃。「負け阪神」で連日1面を作るツラさは、今の若手編集たちには想像を絶するものだろう。
まことしやかに語られる「阪神、破竹の2連勝」という見出しこそ弊社データベースでは検出できなかったが、「虎投ボコボコ●失点 今日はこのくらいにしといたろ」という見出しを考えた先輩はいた。
そんな中、勝っても負けてもオフの日にもネタになる男・新庄の存在は本当にありがたかった。不振続きで応援をボイコットされたこともあったが、00年オフにFAでメジャー挑戦するまで、いや、メジャーに行ってもすべての虎党に愛された男だった。