「近鉄０－７オリックス」（１９９５年８月２６日、藤井寺球場）
　オリックスが誇る球界最年長投手・佐藤義則。４０歳１１カ月。プロ１９年の年輪を刻んだ男が見せたノーヒットノーラン。腰痛で練習生扱いの任意引退選手になったこともある。不死鳥のようによみがえった男が日本球界初の四十代による快記録。震災Ｖへひた走る青波戦士が歴史に名を刻んだ。

オリックス【きょうは何の日】１９９５年、佐藤義則史上最年長ノーヒットノーラン

　当日のスタメンは次の通り。
（８）イチロー
（７）田口　壮
（３）Ｄ・Ｊ
（Ｄ）トロイ・ニール
（９）藤井康雄
（５）馬場敏史
（２）中嶋　聡
（４）風岡尚幸
（６）勝呂壽統
（Ｐ）佐藤義則

オリックス【きょうは何の日】１９９５年、佐藤義則史上最年長ノーヒットノーラン

１９９６年オリックス、リーグ優勝「勝ったことが一番うれしかった」

９５、９６年のリーグ２連覇、９６年の日本一に大きく貢献した。
【２０１５年１０月２日デイリースポーツ紙面より】　引退会見で思い出に挙げたのが、オリックスでイチローらとともに遂げた９５年の優勝。「勝ったことが一番うれしかった」と振り返った。

９９年５月１６日、松坂がイチローから初対決で３三振　リードした捕手は中嶋だった

佑ちゃん「中嶋さんは投げやすい」

　【２０１１年４月８日デイリースポーツ紙面より】　日本ハムのドラフト１位・斎藤佑樹投手（２２）＝早大＝が、デビュー戦となることが濃厚な１７日・ロッテ戦（札幌）で、中嶋聡捕手兼任バッテリーコーチ（４２）とバッテリーを組むプランが７日、浮上した。梨田監督は「斎藤の時だけ、中嶋コーチに受けさそうかな」と〝２０歳差バッテリー〟で臨む考えもあることを明かした。（中略）
　斎藤が先発する１０日のイースタン・ヤクルト戦（戸田）には、中嶋も帯同してマスクをかぶる。中嶋は「調整という形で投げるから、しっかり抑えないといけない」とローテ投手の１人として、厳しく接するつもりだ。
　佑ちゃんも経験豊富な大ベテランには絶大な信頼を寄せている。この日、ヤフードームでランニング、ダッシュなどで調整後「中嶋さんは投げやすい。全力で抑えていきたい」と意気込んだ。