オリックスは２２日、西村徳文新監督が指揮する来季のコーチング陣を発表した。
　２軍監督に前日本ハムの中嶋聡氏が２１年ぶりに復帰。

　オリックスは２０日、西村徳文監督へ辞任を要請し、承諾されたと発表した。２１日の西武戦から中嶋２軍監督が、監督代行として指揮を執る。監督のシーズン途中での退陣は２０１５年、同じくオリックスの森脇浩司監督以来となる。

　今季は新外国人として現役大リーガーのジョーンズを獲得するなどして巻き返しを図ったが、開幕から低迷。現在５３試合を消化して１６勝３３敗４分けで、５位・西武からは７ゲーム差、首位からは１２ゲーム差と大きく離された。

　「オリックス３－１西武」（２１日、京セラドーム大阪）
　勝利の瞬間、オリックス・中嶋監督代行は両こぶしを握りしめてガッツポーズ。右こぶしを突き出し、選手、スタッフと喜びを分かち合った。

中嶋監督代行は「借金の数を見たら簡単に上の話はできないけど、目指さないと何も始まらない。絶対にいきます。勝つだけ、やるしかない！」と力を込めた。