【ボート】クラシックカウントダウン4
「ボートレースクラシック・SG」(18日開幕、尼崎)
尼崎ボートでクラシックが開催されるのは第36回(01年)以来2度目となる。この時に優勝したのは烏野賢太だった。優勝戦では1号艇となり、西島義則や山室展弘がコースを奪いにくるきつい進入となったが、インを死守してしっかりと逃げ切った。
烏野にとって、これがSG初制覇。96年からグランプリ(賞金王決定戦)に名を連ねるなど一線級に定着してはいたが、96年グラチャン(桐生)でのSG初優出から10度目のチャレンジで、ようやくつかんだ戴冠だった。
その烏野が、今回も堂々と参戦してくる。さすがに当時のようなバリバリの一線級というわけにはいかないものの、もうすぐ名人世代という中で結果を残してきたのは立派だ。ホームの鳴門ボートは改修工事に入り、少なくとも2年間は開催がない。13年越しの“連覇”となれば、寂しくなった地元への明るい話題にもなるだろう。