【ボート】クラシックカウントダウン3
「ボートレースクラシック・SG」(17日開幕、尼崎)
今年の女子出場選手は日高逸子、海野ゆかりの2人。昨年は平山智加、三浦永理、金田幸子が出場したが、今大会は女子レースをけん引してきた“ビッグネーム”2人が女の意地を見せる。史上3人目のSG優出をかけた走りに注目だ。
実は、デビュー23年目の初SG出場が決まっていた水口由紀は、今月5日のまるがめでのレースで、腰部打撲で無念の欠場となった。それだけに日高、海野は水口の無念の思いも背負って走る。
海野は昨年5回の優勝をマークした。今大会には5年ぶり2回目の出場。近況はリズムに乗り切れていない。だが、尼崎では2月のオールレディースで優出し、優勝3回の実績があるだけに大暴れの予感がある。
昨年暮れのクイーンズクライマックスを制した日高。優勝戦ではコンマ01のSを決め、第一人者の貫禄を見せつけた。今年は地元・福岡でのクイーンズクライマックス出場という大目標がある。10年ぶりのクラシックで“グレートマザー”の存在感を発揮だ。