【菊花賞馬体診断】ディープボンド
「菊花賞・G1」(25日・京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ディープボンド B】
神戸新聞杯の7日後には栗東坂路で14-14程度を乗られるほど元気いっぱい。ただ、今回は皮膚の厚ぼったいシルエット。寒くなってくると太めが残りやすくなるのかもしれないが、このあたりはCWでビシッとやった1週前追い切り前の撮影ということがあるのかもしれない。
胴より脚が長いためか縦に長い長方形だが、これが正方形に近づけば、もうワンランク上に行けるだろう。現状はワンペースで速い脚がなく、スピードの持続力とスタミナが武器。タフな設定の芝三千なら持ち味は出せそうだ。
(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉和田竜を背に、栗東CWで6F79秒7-37秒2-12秒1(一杯)。ミッションレール(2歳新馬)を0秒8追走して0秒4先着した。中間も意欲的な調整過程。活気あふれる動きが目を引いている。休み明けをひと叩きされて気配も良化しており、前走時よりも状態は上向いた。