「フェブラリーＳ・Ｇ１」（１９日、東京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹（美浦）、竹原伸介（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【メイショウハリオ　Ｂ】

　帝王賞を勝ち、ＪＢＣクラシック５着、東京大賞典３着後、ここに駒を進めてきた。馬体を見ると中距離タイプの感があり、マイル戦は若干距離が短いようだ。

　それでも体に張りがあり、お腹の部分にはうっすらと肋骨も見えている。前腕部や下腿（かたい）に血管も浮き出ていて、皮膚の薄いつくりをしている。臀部（でんぶ）には銭形斑点も現れており、状態は問題なさそう。真っすぐに前を向いているあたり、気合乗りも上々だ。（馬サブロー栗東・竹原伸介）

　〈１週前追い切り診断〉菱田を背に栗東坂路で４Ｆ５１秒９－３８秒０－１２秒１（一杯）。全身を大きく使ってダイナミックに登坂。ラストもしっかりとした反応でフィニッシュした。