「フェブラリーＳ・Ｇ１」（１９日、東京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹（美浦）、竹原伸介（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【レッドルゼル　Ｂ】

　７歳を迎えたが、まだ若々しい体つき。ダート馬らしい馬体で、上腕三頭筋と浅胸筋（せんきょうきん）が発達している。ＪＢＣスプリント４着以来３カ月半ぶりだが、馬体に太め感はなく迫力は以前と変わらない。

　ただ前腕部や下腿（かたい）に血管が見えない点や、肋骨が浮き出ていない点から、多少皮膚に厚みがありそうだ。首が短めで体長を短く見せている点から、マイル戦は若干距離が長いような印象だ。（馬サブロー栗東・竹原伸介）

　〈１週前追い切り診断〉栗東ＣＷで６Ｆ８１秒７－３６秒４－１１秒６（馬なり）。ミッキーゴージャス（３歳新馬）に０秒２遅れ、ガルムキャット（３歳１勝クラス）に０秒１遅れた。それでも２頭を大きく追走しており、直線も余裕十分の手応えだった。動きは活気に満ちており、力は出せそうだ。